【保存版】内覧(内見)って何を見ればいい?

この記事では、新築戸建や中古マンションなどの不動産購入時に行われる「内覧(内見)」について、初心者の方にもわかりやすく説明しています。
はじめて内覧をする場合、何を見ればいいか、準備はどうしたらいいかわからない…そんな方に役立つ記事です。

【目次】

1. 内覧(内見)とは
2. 内覧の目的
3. 見るべきポイント
4. 持ち物
5. 内覧当日の心得
6. まとめ

◼︎内覧 (内見) とは

内覧 (内見) とは、物件を実際に見学することです。
戸建やマンションなど気になる物件を、不動産会社などに問い合わせて、実際に現地に行って中を見学させてもらいます。
内覧・内見・見学会・オープンハウス…色々な呼び方がありますが、どれもだいだい同じ意味で使われています。
住まい選びでは大切なポイントであり、せっかくの実物を見れるチャンスなので、しっかり準備して挑みたいですね!

◼︎内覧の目的

内覧をする前に、まずはしっかりその目的について理解し、内覧でしなければいけないことを知っておきましょう。
目的を心得ておくことで効率よく住宅選びに活かすことができます。

①生活イメージをつかむ

実際の場所で、実際の物件を体感することで、自分が住むことになった場合のイメージをリアルに思い描くことができます。
その上で、自分の暮らしに合った物件なのかどうかを判断する材料になります。

②リアルな情報を得る

いざマイホームを買いたい!となった時に、多くの人がまずはネットなどで情報を探すと思います。
ただ、ホームページやSNSなどのネット上にある情報や、住宅会社から取り寄せた資料などの情報だけではわからない部分も多くあります。
例えば…

・周辺環境:においや騒音、地域の雰囲気
・交通状況:駅までの高低差、電車などの混み具合
・物件体感の広さ、建て付けの良し悪し、質感、動線の使い勝手
・住宅会社営業担当の雰囲気、対応の良し悪し

これらは、実際に現地に行ってみないとわからないことです。

「写真では広そうだったのに、実際は狭く感じる…」
「駅まで近いけど、坂がきつかった…」
「メールは丁寧だったのに、リアルな対応がイマイチだった…」

というように、内覧したからこそ得られる情報はとても貴重です。

③情報に間違いがないか確かめる

ネットや住宅会社から得た情報を鵜呑みにするのではなく、自分自身の目で確かめて、間違っている情報がないか確かめることも内覧の大切なポイントです。

◼︎見るべきポイント

内覧時に何を見るべきかは、次にご説明していきますが、かなり多くのポイントがあります。
なので、自分が住宅選びで何を大切にしたいかの優先順を決めて、チェックしていくのがおすすめです。

▼環境

日当たり

日当たりは生活リズムや洗濯の乾きなどに大きく関わります。
またリフォームなどで後から改善できないので確認が大切です。
各部屋ごとの窓の方角と位置や屋外の物干しスペースもしっかり見ておきましょう。

眺望

部屋から見える景色だけでなく、外からどのように見られるか、プライバシーは保てるかなども確認しましょう。

風通し

風の通り道があるか、可能なら窓やドアを開けて風通しを確認してください。
特に湿気がたまりそうな場所は要確認です。

騒音

窓を開けた時に風通し・騒音・においを一緒に確認しましょう。
線路が近い場合は、電車が通ったときの音も確認すると良いです。
その他、音がする施設などが周囲にある場合は、音が聞こえる時間帯に内覧するのがおすすめです。

におい

風向きで変わる場合もありますが、窓やドアを開けて確認しましょう。

駐車場

駐車場の広さのほか、駐車のしやすさや戸建ての場合は前面道路の広さも大切です。
マンションの場合ももし場所が決まっていれば忘れず確認しておきましょう。

道幅

物件の前面道路のほか、周辺の道路の広さも確認しておきましょう。
引越しのトラックが入るかどうかにも関わってきます。

交通の便

駅やバス停の場所のほか、本数も確認しましょう。
道路の混み具合や一方通行の場所も確認すると良いでしょう。

周辺環境

スーパーやコンビニなど生活に必要な施設へのアクセスを確認しましょう。
幼稚園、保育園、小学校、中学校など、将来的に必要になってくる教育施設の場所も要確認。

電波状況

意外と見落としがちな、携帯電話やスマホの電波状況。
これが悪いと毎日のストレスになります。

▼建物

間取り

間取り図を確認するのと、実際の物件で体感するのとでは大きく違います。
どのように使うかをイメージしながら確認してみてください。

広さ

間取図で広さは確認できても、高さや窓の大きさによっては感じる広さが異なります。
家具が入っている物件だとさらに広さの感覚がわかりやすいです。

動線

家事動線や帰宅動線など、実際に動いてシミュレーションしてみましょう。

収納

持っている荷物が十分入るか確認しましょう。
将来家族が増える可能性がある場合は、しっかり余裕があることを確認してください。
収納が足りなくなった場合には家具を別途用意する必要が出てきます。

水まわり設備

中古物件の場合はどの程度のリフォームが必要か確認しておきましょう。
また、水漏れやカビが発生していないかしっかり見ておいてください。

コンセント

必要な場所に必要な数あるか確認しましょう。
家具や家電をどこに置くかをイメージしながら見て行くと良いでしょう。

ドア・窓

動くものは実際に動かしてみるのが良いです。
建て付けが悪い場合には修理が必要です。

備え付け器具

備え付けの棚や設備なども、動くものは動かして確認しておきましょう。

汚れ傷

汚れや傷があるかないか、ある場合は修理やリフォームが必要かどうか確認しておきましょう。

傾き

万が一家が傾いている場合は耐震性や耐久性、健康などに影響が出る場合があります。
水平器などで確認できるよ良いでしょう。

▼マンションの場合

階数

階数によって日当たりや風通し、防犯性などが変わってきます。
該当の階周辺の環境を確認しておきましょう。

共用部分

共用部分の手入れや管理が行き届いているかなど見ておきましょう。
また、住民のマナーやモラルもあらわれる場所です。

エレベーター

荷物の搬入にも関わるので、エレベーターの大きさや個数も確認しておきましょう。

防犯設備

オートロックや管理人の有無など、防犯面も確認しておきましょう。

駐車・駐輪場

駐車・駐輪場も住民の様子がうかがえる場所です。
また、防犯面でも問題がなさそうか確認しておきましょう。

ゴミ置き場

ゴミ置き場の状態もきちんと管理がされているかどうか確認しておきましょう。

◼︎持ち物

次に内覧時にあると便利な持ち物をご紹介します。

・間取図
・カメラ
・地図
・メジャー
・筆記用具
・コンパス
・懐中電灯

これらはアプリなどを使えばスマホでも代用できるものばかりです。
必要であれば事前にダウンロードや準備をして使えるようにしておきましょう。

◼︎内覧当日の心得

▼気になることはとにかく聞く
わからないことや不安なことは、住宅会社の営業担当に遠慮せず徹底的に聞きましょう。
不動産の専門家なので、メリットデメリットなど詳しく教えてくれますし、質問をすることで担当者の対応の良し悪しを見ることもできます。

▼記録をとる
後から見返せるよう、写真やメモなどとっておきましょう。
その場で流れるように見るのではなく、後からしっかり検討できるように忘れず記録を取とりましょう。

▼予習して行く
聞きたいことをリストアップしたり、物件情報を確認しておくなど準備をして行きましょう。
そうすることで、限りある時間の中で効率よく内覧ができます。

◼︎まとめ

内覧はお家選びの大切なポイントです。
ネットなどで調べてもわからないリアルな情報を得られたり、不動産の専門家である担当者に色々聞ける良い機会です。
しっか準備をして、その物件のメリットデメリットを実際に体感することで、お家選びに役立ててください。
また、不動産会社の担当者の対応の良し悪しを感じることもできるので一石二鳥ですね!


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